三人に一人以上がお年寄りの県の毎日
65歳以上の人の割合は37.6%で、全国の28.7%を大きく上回り、重いほうから1番目です。買い物、通院、雪かきと、一人では回らない用事が町じゅうにあるはずです。誰がどこで困っているのか、聞くところから始めましょう。
秋田県の課題を、全国と同じ物差しで比べて読むページです。数字は国の統計と県の計画書から集め、出典を付けています。
あきたけん
深津貴之さんがまとめた「日本が先送りせず解くべき36の課題」を、秋田県の数字で読み直しました。三人に一人以上がお年寄りの県の毎日、生まれる子が全国でいちばん少ない県、働く世代が半分ほどしかいない町の支え合い。議会や授業の資料に、企画のたたき台に、AIで作るアプリのお題に。使い方は自由です。

全国版の36の宿題を、秋田県の数字で読み直しました。骨組みは全国版のまま、秋田県で特に重いもの、逆に軽いもの、まだ数字が無いものがあります。宿題をひとつ選んでください。
秋田県は、お年寄りの多さ、赤ちゃんの少なさ、稼ぎの低さ、リサイクル率の低さが、どれも全国で一番か、それに近い重さです。外国の人の割合も全国でいちばん低い値ですが、これは重さとは見ていません。意外なのは、介護施設の数が多く、耕す田畑も広く、ひとり暮らし世帯が少ないことで、ここは軽いほうに入っています。足りないのは場所や広さより、動ける人の数だと読めます。
原典:深津貴之「日本が先送りせず解くべき課題」fladdict.github.io/japan-todo(MIT License、2026年10月18日取得)。秋田県版はHANAMIIが統計の表から機械で集計し、AIが文章を書いた評価版です。数字を載せたカードには出典を付けました。
緊急度と深刻度は秋田県の数字から付け直した点です(かっこ内は全国版)。「全国との差」に、秋田県と全国を同じ指標で比べた数字と、全国の中での位置を載せています。位置は指標の値の高い順・低い順で、課題の深刻さそのものの順位ではありません。都道府県の値で読んでいます。
65歳以上の人の割合は37.6%で、全国の28.7%を大きく上回り、重いほうから1番目です。買い物、通院、雪かきと、一人では回らない用事が町じゅうにあるはずです。誰がどこで困っているのか、聞くところから始めましょう。
人口あたりの出生数は4.0人で、全国の5.8人を下回り、重いほうから1番目です。赤ちゃんが少ないと、保育園や小児科、学校の先行きまで話が変わってきます。親御さんが今いちばん困っていることから聞いてみましょう。
特別養護老人ホームなど、介護老人福祉施設の数は65歳以上1万人あたり3.5施設で、全国の2.4施設より多く、重いほうからは46番目です。箱は足りているほうなので、問題は中で働く人と、家で見ている家族のほうにありそうです。
15〜64歳の人の割合は52.7%で、全国の59.2%よりかなり低く、重いほうから1番目です。年金も医療も、支える側が少ないと負担が一人ひとりに重くのしかかります。上の世代と下の世代で、何を分け合えるかを話し合う場が要ります。
ひとり暮らし世帯の割合は30.6%で、全国の38.0%より低く、重いほうからは41番目です。家族と暮らす人が多い分、介護や看病が家の中に集まりやすい面もあります。誰が抱え込んでいるのか、これから聞いてみましょう。
納税者1人あたりの課税所得は304万円で、全国の393万円を下回り、重いほうから1番目です。同じ仕事でも手元に残るお金が少ないので、若い人が県の外に出ていく話ともつながります。地元の仕事の値段を、働く人の側から調べましょう。
小学校の教員1人あたりの児童数は12.1人で、全国の14.0人より少なく、重いほうからは32番目です。1人の先生が見る子の数は少ないので、手が行き届く土台はあります。その手を学びの中身にどう回すかが、秋田の宿題です。
大学・大学院を出た人の割合は11.9%で、全国の21.7%の半分ほどで、重いほうから2番目です。仕事を変えたい人が学ぶ場を探しても、近くに見つからないことがあります。学びたい人が何を求めているか、これから確かめましょう。
完全失業率は4.1%で、全国の3.8%よりやや高く、重いほうから14番目です。順位は真ん中より少し上で、極端ではありません。それでも仕事に就けない人はいるので、どんな壁があるのか本人に聞くところから始めましょう。
財政力指数は0.31で、全国の0.50を下回り、重いほうから4番目です。県が自分で集められるお金が少ないので、道路も福祉も、何でも手を出すわけにいきません。限られたお金の使い道を、住民も一緒に眺められる形が要ります。
歳入に占める地方税の割合は18.4%で、全国の30.6%より低く、重いほうから4番目です。県の収入の多くを国からのお金に頼っている形です。国の方針が変わると影響を受けやすいことを、住民もつかんでおく必要があります。
住民1人あたりの歳出は66万円で、全国の53万円より多く、重いほうから6番目です。人が少なく広い県なので、道路や除雪の費用が人数で割ると大きく出ます。そのお金がちゃんと効いているか、見直せるところはないかを調べましょう。
水洗化されていない人口の割合は16.2%で、全国の3.7%よりずっと大きく、重いほうから3番目です。下水が届かない地域では、維持の費用がどんどん重くなります。どの地区でどんな設備が古いのか、洗い出す手伝いが要ります。
転入から転出を引いた人数は、人口あたりでマイナス3.6人です。全国は±0人なので、秋田は出ていく人のほうが多く、重いほうから12番目です。出ていく理由は人によって違うはずなので、これから、地元の人に聞いて確かめましょう。
昼間人口の割合は99.8で、全国の100.0とほぼ同じで、重いほうから22番目です。昼だけ人が集まる大都市と違い、昼夜の入れ替わりはほとんどありません。東京への流れは、別の数字を見て確かめる必要があります。
空き家率は15.8%で、全国の13.8%より高く、重いほうから23番目です。順位は真ん中あたりなので、県の中でも空き家の多い町と少ない町の差が大きいはずです。地区ごとに、貸せる家と壊すしかない家を分けるところからです。
製造業で働く人1人あたりの出荷額は2,549万円で、全国の4,826万円の半分ほどです。重いほうから2番目です。工場はあっても、稼ぎの大きい仕事に移れていない可能性があります。地元の工場の人に、何がネックか聞いてみましょう。
後継者がいない会社の割合は、民間の調査に県ごとの数字はあるものの、この表には載っていません。数字はこれから集めます。まず地元の商工会や金融機関の人に、跡継ぎのいない会社の話を聞くところから始めましょう。
新しくできた会社の割合は、この表では市区町村別の数字が無いので、数字はこれから集めます。起業した人の話や、起業をあきらめた人の話を、地元で集めるところから始めましょう。まず10人に聞いてみる、くらいの小さな一歩で十分です。
大きな事業所で働く人の割合は7.6%で、全国の15.7%の半分ほどで、重いほうから3番目です。小さな会社で働く人が多く、休みや研修の決まりが会社ごとにばらばらになりやすいはずです。実際どうか、これから聞いてみましょう。
1人あたりの災害の被害額は28,275円で、全国の4,037円をはるかに上回り、重いほうから4番目です。大雨や大雪の被害が毎年のように出ているはずで、避難や片付けの助けが、いち早く届く仕組みが要ります。
消費支出に占める光熱・水道費の割合は、県庁所在市で10.8%、全国は8.1%で、重いほうから2番目です。冬の暖房や雪を溶かす費用が家計にのしかかっている様子です。家のどこで熱が逃げているのか、調べる手伝いが要ります。
ごみのリサイクル率は13.6%で、全国の20.0%より低く、低いほうから8番目です。町と町の間が遠く、集めても運ぶ先が少ないのかもしれません。回収する人やお店の話を、これからまず集めてみたいです。
住民1人あたりの耕地面積は16.0aで、全国の3.4aよりずっと広く、重いほうからは46番目です。土地は十分にあっても、耕す人が減れば広さが重荷に変わります。農作業を誰が受け持つのか、地元の農家に聞きましょう。
マイナンバーカードの保有率は86.9%で、全国の84.5%とほぼ同じで、重いほうからは41番目です。持っている人は多いのに、役所の手続きで実際に使えている人はもっと少ないかもしれません。使わない理由を聞いてみましょう。
生成AIの活用状況は、この表では市区町村別の数字が無いので、数字はこれから集めます。使っている人、使ってみたい人、避けている人の話を、地元の商店や役場の人から集めるところから始めましょう。数字より先に、声を集めます。
サイバー関係の相談件数は、この表では市区町村別の数字が無いので、数字はこれから集めます。警察や消費生活センターの人に、最近多い手口と、被害にあった人の年代を聞くところから始めましょう。数字はこれから集めます。
災害時の公式情報の確認手段は、この表では市区町村別の数字が無いので、数字はこれから集めます。大雨や雪害のとき、住民が何を見て動いたのかを、地元の人に聞くところから始めましょう。ラジオやテレビの話も出てくるはずです。
65歳以上のひとり暮らし世帯の割合は14.5%で、全国の12.1%より高く、重いほうから9番目です。雪の季節は外出が減り、顔を合わせる機会がさらに減ります。誰が誰を気にかけているのか、地域の人に聞いてみましょう。
外国人の割合は0.38%で、全国の1.90%をかなり下回り、高いほうから47番目と、47都道府県で最も低い値です。ただ、少ないことと、受け入れる準備が足りないことは別です。暮らす人の声を、まず聞いてみたいです。
衆議院選挙の投票率は、県の選挙管理委員会ごとに形式が違うので、この表には載せていません。開催地だけ深掘りします。投票所までの距離や、雪の日の足など、行けない事情があるのか、地元の人に聞いてみましょう。
自治体のオープンデータの公開状況は、この表では市区町村別の数字が無いので、数字はこれから集めます。まず県と市町村の公式サイトを開き、住民が知りたい情報が探せるかどうか、その場でいっしょに確かめましょう。
経済安全保障にかかわる地元の産業は、土地によって違うので、この表では数字にしていません。数字はこれから集めます。地元の工場がどんな部品や材料を海外に頼っているか、工場の人に聞くところから始めましょう。
自衛隊の拠点は、この表には数字で載せていないので、数字はこれから集めます。まず県内の駐屯地や基地の場所と、災害のときにどんな活動をしたかを、地元の人から教えてもらいましょう。住民の目線の話を集めます。
在日米軍施設の有無は、この表には数字で載せていないので、数字はこれから集めます。県内に米軍の施設があるのか、ないならどんな形で関係があるのかを、地元の人の話と公的な資料で確かめましょう。まず事実の確認からです。
港、姉妹都市、輸出品といった海外とのつながりは、この表には数字で載せていないので、数字はこれから集めます。県内の港や企業がどこの国とやり取りしているか、地元の人に聞くところから始めましょう。まず見つけるところからです。
この分野のカードはありません。
全国の宿題をそのまま解くと、東京の答えになりがちです。作る前に5つだけ確かめると、秋田県で使われる回答になります。右の表は、秋田県が全国と大きく違う指標の抜き書きです。
| 指標 | 秋田県 | 全国 |
|---|---|---|
| 65歳以上の人の割合秋田県が重い | 秋田県 37.6% | 28.7% |
| 出生数(人口1,000人あたり)秋田県が重い | 秋田県 4.0人 | 5.8人 |
| 15〜64歳の人の割合秋田県が重い | 秋田県 52.7% | 59.2% |
| 納税者1人あたりの課税所得秋田県が重い | 秋田県 304万円 | 393万円 |
| 大学・大学院を出た人の割合(県)秋田県が重い | 秋田県 11.9% | 21.7% |
| 製造業で働く人1人あたりの出荷額秋田県が重い | 秋田県 2,549万円 | 4,826万円 |
| 介護老人福祉施設の数(65歳以上1万人あたり秋田県が軽い | 秋田県 3.5施設 | 2.4施設 |
| 住民1人あたりの耕地面積秋田県が軽い | 秋田県 16.0a | 3.4a |
| ひとり暮らし世帯の割合秋田県が軽い | 秋田県 30.6% | 38.0% |
| 小学校の教員1人あたりの児童数秋田県が軽い | 秋田県 12.1人 | 14.0人 |
各カードの出典リンクから元データに当たれます。年次はカードに記載しています。
秋田県は、 が全国より 。
だから、 を、
で解く。
クリックして書き込めます。この3行がそのまま、作る1ページの骨子になります(保存はされません)。36枚それぞれに、秋田県の数字と全国の数字、出典を付けています。議会や企画の打ち合わせ、授業の教材に、そのまま使えます。
数字の読み違い、県の計画にある課題、まだ載っていないこと。下のフォームから送ってもらえれば、確認して直します。
宿題をひとつ選んで、AIで回答の1ページを作り、公開する。上の3行の穴埋めが、そのまま作るものの骨子になります。
数字の読み違い、県の計画にある課題、まだ載っていないこと。役場の方でも、住んでいる方でも、どなたからでも。確認して直し、直した日を載せます。
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