高齢の人はまだ少なめ、備えは今から
65歳以上の人の割合は滋賀県が26.4%で、全国の28.7%より低く、県の順位でも重いほうから43番目です。いまは楽なほうですが、高齢の人が増える流れは変わりません。余裕があるうちに、通院や買い物の付き添いの段取りを試しておけます。
滋賀県の課題を、全国と同じ物差しで比べて読むページです。数字は国の統計と県の計画書から集め、出典を付けています。
しがけん
深津貴之さんがまとめた「日本が先送りせず解くべき36の課題」を、滋賀県の数字で読み直しました。昼間は県の外へ働きに出る人が多い、滋賀の湖のまわりのごみ分別、稼ぎの水準が全国より低い県。議会や授業の資料に、企画のたたき台に、AIで作るアプリのお題に。使い方は自由です。

全国版の36の宿題を、滋賀県の数字で読み直しました。骨組みは全国版のまま、滋賀県で特に重いもの、逆に軽いもの、まだ数字が無いものがあります。宿題をひとつ選んでください。
滋賀県は暮らしの数字の多くが全国より軽く、65歳以上のひとり暮らしの割合は重いほうから47番目、つまり一番軽い県です。ところが昼間人口の割合は重いほうから7番目で、昼のあいだに県の外へ働きに出る人が多いことが出ています。工場の出荷額は全国より多いのに、課税所得は全国より低いのも意外な点です。
原典:深津貴之「日本が先送りせず解くべき課題」fladdict.github.io/japan-todo(MIT License、2026年10月18日取得)。滋賀県版はHANAMIIが統計の表から機械で集計し、AIが文章を書いた評価版です。数字を載せたカードには出典を付けました。
緊急度と深刻度は滋賀県の数字から付け直した点です(かっこ内は全国版)。「全国との差」に、滋賀県と全国を同じ指標で比べた数字と、全国の中での位置を載せています。位置は指標の値の高い順・低い順で、課題の深刻さそのものの順位ではありません。都道府県の値で読んでいます。
65歳以上の人の割合は滋賀県が26.4%で、全国の28.7%より低く、県の順位でも重いほうから43番目です。いまは楽なほうですが、高齢の人が増える流れは変わりません。余裕があるうちに、通院や買い物の付き添いの段取りを試しておけます。
人口あたりの出生数は滋賀県が6.6人で、全国の5.8人より多めです。順位は重いほうから45番目と軽いほうですが、子どもが多い分、保育や病気のときの預け先を探す親も多くなります。数字の良さに安心せず、困りごとの聞き取りから始めます。
65歳以上1万人あたりの介護老人福祉施設は、滋賀県が2.7施設で全国の2.4施設より多めです。ただし建物が多くても働く人が足りているとは言えません。順位は27番目と真ん中あたりで、現場の人に直接聞く価値があります。
15〜64歳の人の割合は滋賀県が59.7%、全国が59.2%で、ほぼ同じです。順位は重いほうから39番目で、支える側の人が特に少ないわけではありません。ただ世代ごとの負担の感じ方は暮らす町で違うので、住む人の声を集めて比べます。
ひとり暮らし世帯の割合は滋賀県が31.9%で、全国の38.0%より低めです。重いほうから37番目で、家族と暮らす家が多い県と言えます。それでも単身の人は確かにいて、引っ越した直後や病気のときに頼る先が少ない人が出ます。
納税者1人あたりの課税所得は滋賀県が370万円で、全国の393万円より低く、順位は47都道府県のうち38番目です。工場の多い県なのに給料が追いついていない様子で、働く人の手取りを上げる工夫が要ります。店や工場の話から、どこで差が出るのかを探します。
小学校の教員1人あたりの児童数は滋賀県が13.5人で、全国の14.0人より少なめです。重いほうから14番目と、軽いとは言っても順位は上のほうに近い位置にいます。人数だけで教育の質は決まらないので、授業の中身を現場で聞きます。
大学・大学院を出た人の割合は滋賀県が22.4%で、全国の21.7%よりやや高く、重いほうから38番目です。学歴は高めでも、仕事の途中で学び直せる場が多いとは限りません。働きながら通える講座の探しにくさを聞いてみます。
完全失業率は滋賀県が3.4%で、全国の3.8%より低く、重いほうから40番目です。働きたい人が仕事に就きやすい県ですが、短い時間しか働けない人やブランクのある人には、まだ入りにくい場合があります。そこを探します。
県の財政力指数は滋賀県が0.55で、全国の0.50よりやや高く、重いほうから31番目です。税金で自前の仕事をまかなえる力は強めですが、高齢の人が増えれば社会保障の支払いも膨らみます。余裕があるうちに使い方を確かめます。
歳入に占める地方税の割合は滋賀県が34.2%で、全国の30.6%より高く、重いほうから41番目です。国からの交付に頼る度合いが低めの県と言えます。払った税金が自分たちの暮らしにどう戻っているのかを知りたい人は、きっと多いはずです。
住民1人あたりの歳出は滋賀県が47万円で、全国の53万円より少なく、重いほうから44番目です。お金の使い方はしぼれているほうなので、急いで役所の仕事を減らす理由は小さい県です。事業の効き目の確かめ方だけは手を付けられます。
水洗化されていない人口の割合は滋賀県が2.5%で、全国の3.7%より低く、重いほうから38番目です。下水の整備は進んでいますが、古い管や施設の直しはこれから順番に来ます。壊れる前に見つけられる手立てがあると助かります。
人口あたりの転入から転出を引いた人数は、滋賀県が-0.2人で、全国は±0人です。県から出ていく人のほうがわずかに多い状態で、順位は47都道府県のうち40番目です。若い人が進学や就職で出る理由を直接聞きたいところです。
昼間人口の割合は、夜間人口を100として滋賀県が96.9で、全国の100.0より低く、重いほうから7番目です。昼のあいだに県の外へ働きに出る人が多く、町に昼の人が少ない様子が数字に出ています。昼に開く店には響きやすい数字です。
空き家率は滋賀県が12.3%で、全国の13.8%より低く、重いほうから42番目です。数が少なめなので、空きが増えてから慌てずに済みます。持ち主が使い道に迷っている家を、いまのうちに誰かとつなげる余裕があります。
製造業で働く人1人あたりの出荷額は滋賀県が5,325万円で、全国の4,826万円より多く、重いほうから37番目です。ものづくりの力は強めですが、これを守る担い手や新しい仕事づくりは別の話として残ります。
企業の後継者不在率は帝国データバンクの県別調査にありますが、手元の表には載っていないので、当日いっしょに調べます。滋賀県でも、店や工場の持ち主が次の人を決めていない話は、会って聞けば出てくるはずです。
新しくできた会社の割合は、手元の表に載っていません。当日いっしょに調べます。起業したばかりの人に、何に困り何に助けられたかを聞けば、数字より先に県の実情が分かってきます。まず会える人から話を聞きます。
大きな事業所で働く人の割合は滋賀県が15.4%、全国が15.7%で、ほぼ同じです。重いほうから43番目で、大企業が少ない県というほどではありません。中小の会社で働く人が大半なので、職場の声を拾う仕組みが社内に無いことがあります。
1人あたりの災害の被害額は滋賀県が765円で、全国の4,037円よりずっと少なく、重いほうから32番目です。被害が小さいと備えは薄くなりがちで、いざというときの避難や連絡の手順が決まっていない家も出てきます。
消費支出に占める光熱・水道費の割合は、県庁所在市で見て滋賀県が7.2%、全国が8.1%と、やや軽めです。重いほうから39番目で、家計への打撃は今は小さいほうです。ただ値上がりが続けば、使い方を見直せる家と見直せない家の差が出てきます。
ごみのリサイクル率は15.7%で、全国の20.0%より低く、低いほうから17番目です。琵琶湖を守る意識の強い県ですが、数字ではまだ伸びしろがありそうです。湖の近くの町と、山側の町の違いを聞いてみたいです。
住民1人あたりの耕地面積は滋賀県が3.5a、全国が3.4aで、ほぼ同じです。重いほうから24番目で、ちょうど真ん中あたりになります。田畑は足りていても、育てる人が減れば荒れてしまいます。農家の人手の様子を聞いてみます。
マイナンバーカードの保有率は滋賀県が86.0%で、全国の84.5%とほぼ同じです。重いほうから35番目で、持っている人は多いと言えます。持っていても手続きや店で使えない人が多ければ意味が薄いので、使う場面の困りごとを聞きます。
生成AIの活用は、手元の表に載っていません。当日いっしょに調べます。店や役所で実際にどう使っているか、使うのをためらう理由は何かを、会って聞くことから始めます。まず使っている人の話を集めて並べ、使えない理由も書き留めます。
サイバー関係の相談件数は、手元の表に載っていないので、当日いっしょに調べます。偽メールや乗っ取りに困った店や家庭の話を聞けば、どこで防げたかが具体的に分かってきます。まず身近な被害の話から順に集めます。
災害時に公式の情報をどう確かめているかは、手元の表に載っていないので、当日いっしょに調べます。SNSで広まった話を信じてしまった経験や、頼りにしている窓口を、集まった人から聞いていきます。誰に聞くかは当日決めます。
65歳以上のひとり暮らし世帯の割合は滋賀県が9.4%で、全国の12.1%より低く、重いほうから47番目、つまり一番軽い県です。それでも孤立する人がゼロとは限らず、数が少ないぶん見つけにくくなります。見守りの形をいっしょに探します。
外国人の割合は2.03%で、全国の1.90%より高く、高いほうから12番目です。割合は高めですが、暮らしやすさまでは数字で測れません。工場で働く人や学校の子どもなど、暮らす人の声を聞きたいです。
衆議院選挙の投票率は、県の選挙管理委員会ごとに形式が違い、手元の表にありません。当日いっしょに調べます。投票に行った人と行かなかった人に、きっかけや困りごとを聞くところから始めます。話を聞く人は当日募ります。
自治体のオープンデータの公開状況は、手元の表に載っていないので、当日いっしょに調べます。住む人が役所の資料を探して見つけられたか、見つからずに諦めたかを、実際に探してもらって確かめます。探しにくい所を洗い出します。
経済安全保障にかかわる地元の産業は、土地ごとに違うので手元の表に載っていません。当日いっしょに調べます。どの部品や材料が止まったら困るのかを、工場や店の人から聞いて書き出します。まず分かる範囲から地図にします。
自衛隊の拠点は、手元の表に載っていないので、当日いっしょに調べます。県内に拠点があるかどうかを確かめてから、近所の人がどんな備えを知っているかを話し合うところから始めます。分かった事実は参加者全員で共有します。
在日米軍施設の有無は、手元の表に載っていないので、当日いっしょに調べます。県の暮らしに関わるのか、遠い話なのかをまず事実で確かめてから、住む人の受け止め方を聞いていきます。数字より先に、参加者の感覚を聞きます。
海外とのつながりは、港や姉妹都市、輸出品を見る必要がありますが、手元の表に載っていないので、当日いっしょに調べます。県内の会社や学校が、どこの国と付き合っているかを集めて並べます。まず地元の人に身近な国から聞きます。
この分野のカードはありません。
全国の宿題をそのまま解くと、東京の答えになりがちです。作る前に5つだけ確かめると、滋賀県で使われる回答になります。右の表は、滋賀県が全国と大きく違う指標の抜き書きです。
| 指標 | 滋賀県 | 全国 |
|---|---|---|
| 昼間人口の割合(夜間人口=100)滋賀県が重い | 滋賀県 96.9 | 100.0 |
| ごみのリサイクル率滋賀県が重い | 滋賀県 15.7% | 20.0% |
| 納税者1人あたりの課税所得滋賀県が重い | 滋賀県 370万円 | 393万円 |
| 転入から転出を引いた人数(人口1,000人あ滋賀県が重い | 滋賀県 -0.2人 | ±0人(全国では転入と転出が釣り合う) |
| 65歳以上のひとり暮らし世帯の割合滋賀県が軽い | 滋賀県 9.4% | 12.1% |
| 出生数(人口1,000人あたり)滋賀県が軽い | 滋賀県 6.6人 | 5.8人 |
| 県内市区町村の住民1人あたりの歳出滋賀県が軽い | 滋賀県 47万円 | 53万円 |
| 65歳以上の人の割合滋賀県が軽い | 滋賀県 26.4% | 28.7% |
各カードの出典リンクから元データに当たれます。年次はカードに記載しています。
滋賀県は、 が全国より 。
だから、 を、
で解く。
クリックして書き込めます。この3行がそのまま、作る1ページの骨子になります(保存はされません)。36枚それぞれに、滋賀県の数字と全国の数字、出典を付けています。議会や企画の打ち合わせ、授業の教材に、そのまま使えます。
数字の読み違い、県の計画にある課題、まだ載っていないこと。下のフォームから送ってもらえれば、確認して直します。
宿題をひとつ選んで、AIで回答の1ページを作り、公開する。上の3行の穴埋めが、そのまま作るものの骨子になります。
数字の読み違い、県の計画にある課題、まだ載っていないこと。役場の方でも、住んでいる方でも、どなたからでも。確認して直し、直した日を載せます。
全国の一覧に戻るこの36枚をお題に、滋賀県の人が答えの1ページを作って公開する。その場づくりをHANAMIIがお手伝いします。役場、商工会、学校、町会、どなたからでも。
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