公開方法の違い
- ChatGPTの中で公開したい:この下の「ChatGPT Sites」の説明で、作った環境の中から公開する方法を確認してください。
- 手元のコードを公開したい:AIとアプリの構成を確認する手順から、言語・データベース・公開に必要な準備を確認できます。
- 国内での運用が必要:国内に公開する条件の比較で、アプリとデータの所在地、契約先の条件を分けて確認できます。
- まだ分からない:以下の2つの方法を読み、ChatGPT内で作っているか、ZIPやGitHubのコードを持っているかを確認してください。
ChatGPT で作った Web アプリを公開する方法は?
大きく分けて二通りあります。ChatGPT の「Sites」機能でそのまま公開する(ChatGPT 内で完結)か、外部のホスティングサービスにデプロイして公開するかです。試しに動かして共有するだけなら Sites が最短で、独自ドメイン・データの管理場所・請求書払いなどの要件が出てきたら外部ホスティングを選びます。以下、それぞれの内容と選び方を整理します。
方法 1: ChatGPT Sites でそのまま公開する
ChatGPT には「Sites」という機能があり、ChatGPT 上で作った Web サイトや Web アプリを、サーバーを用意せずにそのまま公開できます(2026年9月時点・パブリックベータ)。
- 完結性: 作成・プレビュー・修正・公開 URL の発行まで ChatGPT 内で完了します。ホスティング環境は OpenAI 側が管理します
- データ機能: 構造化データの保存(データベース)、ファイルストレージ、外部サービスの認証情報管理(Secrets)が内蔵されています
- 利用条件: Free・Go プランでは使えず、有料プラン向けの提供です(Pro・Enterprise・Edu などで先行提供)。ローンチ時点では EEA・スイス・英国では利用できません
- 向き不向き: アイデア検証や小規模な社内ツールの共有には手軽です。一方、公開先のサーバーやデータの所在は OpenAI 管理の環境になるため、データを国内に置く要件・独自の運用監視・厳格な監査が必要な用途には向きません
(出典: OpenAI ヘルプセンター「Creating and managing ChatGPT Sites」・2026年9月時点)
方法 2: 外部のホスティングサービスにデプロイする
ChatGPT に生成させたコードを、一般的な Web アプリと同じ手順で公開する方法です。コードの受け取り → デプロイ先の選択 → アップロード(または Git 連携)→ 公開、という流れになります。デプロイ先は、作ったものが「HTML・CSS・JavaScript だけで動く静的サイト」か「Node.js や Python などサーバー側で動く動的アプリ」かで分かれます。主なサービスを 1 行ずつ並べます(いずれも 2026 年 9 月時点・各社公式ドキュメントに基づく)。
静的サイト向け(HTML・CSS・JavaScript だけで動くもの)
- Vercel: 無料の Hobby プランあり(個人・非商用に限定)。ビルドは米国、Functions は東京リージョンを指定可。米ドル建てカード払い(Pro は月 20 ドル)
- Netlify: 無料の Free プランあり(クレジット制、Functions も利用可)。CDN 配信は海外中心で、Functions の東京リージョンは Pro 以上。米ドル建てカード払い(Personal は月 9 ドル)
- Cloudflare Pages: 無料プランあり(月 500 ビルド・100 プロジェクトまで、Functions で動的処理も可)。配信は世界中のエッジ。米ドル建てカード払い
- GitHub Pages: 無料。リポジトリに置いた静的サイトをそのまま公開できます。サーバー側の処理は動かせません
- 国内レンタルサーバー(さくらのレンタルサーバ・ロリポップ・エックスサーバーなど): FTP アップロードで公開。データは国内、円建て。Next.js などフレームワークを使う動的アプリの運用は手数が増えます
動的アプリ向け PaaS(Node.js・Python などサーバー側で動くもの)
- Render: 無料の Free インスタンスあり(15 分無通信でスリープ、月 750 時間まで)。リージョンは米国 3 か所・フランクフルト・シンガポールで、日本はありません。米ドル建てカード払い
- Railway: 無料プランあり(月 1 ドル分の利用枠)。Hobby は月 5 ドル。リージョンは米国 2 か所・アムステルダム・シンガポールで、日本はありません。米ドル建てカード払い
- Fly.io: 継続的な無料枠はなし(トライアルは 7 日間または稼働 2 時間まで)。従量課金で最低料金なし。東京リージョン(nrt)あり。米ドル建てカード払い
- Heroku: 無料プランなし。最安は Eco で月 5 ドル(個人アカウント限定・30 分無通信でスリープ)。通常のリージョンは米国と欧州のみで、東京は企業向け Private Spaces 限定。米ドル建てカード払い
- Google Cloud Run: 無料枠あり(月 200 万リクエスト・vCPU 18 万秒・メモリ 36 万 GB 秒まで)。東京リージョン(asia-northeast1)あり。Google Cloud の請求(カード払いが基本)
- hanamii: 無料プランあり(公開アプリ 1 本まで)。ChatGPT が作った ZIP をアップロードするだけで公開でき、Node.js・Python・PHP のアプリに対応。さくらインターネットの日本国内データセンターで動作し、アプリの実行環境が国内で完結。円建てで請求書払い・インボイス対応、サポートは日本語
方法の比較
| ChatGPT Sites | 海外 PaaS | レンタルサーバー | hanamii |
|---|
| 手軽さ | ◎ ChatGPT 内で完結 | ○ Git 連携か CLI | △ FTP・サーバー設定 | ○ ZIP を投げるだけ |
| 動的アプリ(Next.js 等) | ○ 軽量なものまで | ◎ | △ 構成に制約 | ◎ |
| データ・サーバーの所在 | OpenAI 管理(海外) | 海外中心 | 国内 | 国内 |
| 支払い | ChatGPT 有料プラン | ドル建てカードが基本 | 円建て | 円建て・請求書払い可 |
| サポート | — | 英語が基本 | 日本語 | 日本語 |
どう選ぶか
- まず動くものを見せたい・社内でさっと共有したい → ChatGPT Sites が最短です(有料プランが必要)
- 個人開発で無料から始めたい・海外サービスに抵抗がない → Vercel などの海外 PaaS が定番です
- 業務で使う・顧客に納品する・データを国内に置きたい・請求書払いが必要 → hanamii のような国内前提のサービスが候補になります。判断の整理はhanamii を選ぶべきケース・選ばなくていいケースにまとめています
日本国内に置きたい場合の選び方
「日本国内のサーバーで公開したい」という理由ごとに、国内のレンタルサーバー・VPS・PaaS を同じ項目で並べた整理はWeb アプリを日本国内で公開したいときにあります。
hanamii で公開する場合の手順
ChatGPT へのプロンプトのコピペから ZIP の受け取り、アップロードまでの具体的な手順はChatGPT や Claude で作ったアプリを公開するにまとまっています。ZIP の仕様はZIP からデプロイするを参照してください。
本ページの各サービスに関する情報は2026年9月時点の各社公式ドキュメントに基づきます。